嫌になる程遠くの君ヘ

或るジャニオヲの忘備録

パンなんて作っている場合ではなかったのだ

事もあろうことか、私はパンをこねていた。しかも、手ごねで。

私は焦っていた。長らくサボっていたから楽しみにしていた玉担と久しぶりの料理教室。こねるコツなど忘れている。しかし、20時までには、少年収が終わる20時までには何とか一次発酵に持ちこまなければ。パンを作るには、まず小麦粉などをこねなければならない。当然、粉量が多いとまとまりにくい。こんな時に限って選んでいたメニューが通常の粉量が約2倍。なかなかまとまらない。酵母~、頑張れ~。まとまってくれ~。

必死でパンをこねた。途中挫折しそうになったが、先生が助けてくれたし、玉担も励ましてくれた。生地を丸める頃には、愛着が沸き、我が子のように愛おしい…美味しく一次発酵するんだよ…って、違う!いや、違わないけど、我が子!うちの子!うちの子だよ!!


作間くんがHiHi Jetと一緒に行動している?そんな動きを教えてくれたのは優斗くんだった。らじらーで作間くんの名前が出た時に「ん?」となった。その他にもSHOCKの見学や 目撃情報 で作間くんがHiHi Jetのメンバーと一緒にいるということを知る。最初は「HiHi Jetのバックにつくんだろうな。祭りの追加があるかな。特別公演は是が非でもチケットをとらないと…」くらいに思っていたけど、徐々にあれ?なんかおかしい????久しぶりに心がざわざわした。

もしかしたら今度の少年収で何か分かるかもしれない。

少年収を3日後とかに控えた辺りから、ユニットに所属することをずっと考えていた。ユニット戦国時代のJrの中で無所でいることはこれから悔しい思いをすることもあるだろう。せっかく4月に高校生になって20時越えができるようになるんだから、もっと活躍の場を広げてほしい。ユニットに所属すれば、オリジナル曲でオリジナル衣装を着て、ソロパートだってあるかもしれない。単独公演やテレビ出演だって。今は精々3誌に1ページしか乗らないドル誌も全誌載ってページ数も増える。

だけど?

4人で頑張っている既存のユニットに新加入するのはちょっと怖い。 さらに、この言い方が正しいのかは分からないけど、一度は出されたユニットにまた戻るの?ジャニーズオールスターアイランドのポスターを貼ってから、ユニット名を消したシールを貼られたこと、私は忘れていない。というか、作間くんと一緒に出されたいがれおのことも気になる。
そして、1番私の心を曇らせていたのは、シンメの問題だった。duetの寝巻き男子のインタビューで作間くんは自ら「シンメがずっと定まらなくて」と答えた。ジャニヲタにとってシンメ問題は深刻なのと同様、Jr本人たちにとっても、やはり深刻なのだ。だけど、2017年は佐々木大光くんとシンメを組むことが多くなり、安定してきていた。そして、2人の関係性がとても好きだった。同い年で性格や外見が真逆、さらにドラムとキーボードを担当。こんな完璧なシンメある?作間くんの誕生日にポンとカメラをプレゼントする男前な大光くんも、大光くんにバースデーケーキを食べられちゃう作間くんも、作間は何もしなくてもモテるとブーたれる大光くんも、情報局の動画でおちゃらける大光くんを雑に扱う作間くんも大好きだった。そんな中でも2人のシンメの姿が焼き付いているのは、HiBクリエの「Yes」。2人だけのパフォーマンスは後にも先にもあれだけだった。映像で残してほしいと思い、少年倶楽部にリクエストはしたけど、無所の中学生Jrの2人に時間を割いてくれることはなかった。



話をパン作りに戻そう。一次発酵は30分。その間に洗い物をしようと移動するときに時計を見たら20 時5分。あ、少年収終わってるかも。Twitterは何でも教えてくれる。作間くんがHiHi Jet4人と同じ衣装を着て、HiHi Jetと同じ立ち位置だったことを知る。

どうだった?と聞く玉担に、私は何と答えたのか分からない。その後、パンはガス抜きをして、ココア生地とプレーン生地に分けて、成形をして二次発酵をしたはずなのだけれど、気は漫ろ。先生の話は全然耳に入ってこないし、どうやって作ったかよく覚えていない。ただ、パンを焼いている間に、玉ちゃんのラボンのCM夜編の放映が始まり、動画がTwitterに流れてきたので、玉担とギャーギャー言っていたら、あっという間にパンが焼きあがった。本当に、不真面目な生徒で申し訳ない。


モヤモヤする後ろめたさはまだ盛大に残っているし、不安もたくさんあるけど、これからの未来を想像すると泣けてきます。

2018年2月19日、大好きで溜まらない自担がユニット所属になりました。約1年3か月ぶり2度目のHiHi Jet担、始めました。作間くん、おめでとう。おかえりなさい。そして、これからも末永くよろしくお願いいたします。精一杯応援します。今度はもうユニットから離れないように。