嫌になる程遠くの君ヘ

或るジャニオヲの忘備録

君とJETなDOするLIFEなう

ジャニヲタの春の風物詩とも言えるクリエ。そう、ジャニーズ銀座。
まず幕が開く前には同ユニ担同士でチケット獲得を争い、幕が開けば他ユニ担で当日券に並んだ人数を争い、何かと騒がしい春だったのが、周辺がオシャレに再開発されたのと同様、今年はクリエも様変わり。HiHiJetsと東京B少年の合同公演と単独公演のみになったし、当日券も前日に電話して予約する形式になったため並べなくなった。毎日Twitterに流れてきてた今日は 当日券に ●●●人並んで○○人入れた!というツイートも見かけなくなり、なんだか寂しい気もする。

でも、あの小さな劇場の中は夢がいっぱい詰まっていて、クリエはやっぱり尊いものだった。1年前のこの人同じ気持ち、いやそれ以上の気持ちで何度だって言いたい、作間くんが大好きだと!これから、ずっと作間くんをHiHi Jetsで見られるなんて、こんな幸せあっていいの!!!!!

入れるだけでも充分だったのに、友人がとってくれたチケットは、私が作間くんを担当すると決めた日でしかも同じ夜公演で、それだけで泣きそうだった。もう1年経ったんだなとこの1年色々あったなと2つの想いが重すぎて、すごく老け込んだ気分で、バタバタしたままその日を迎えてしまった。レポも流し読み。客席に降りるということは読んだが立ち位置もセトリも頭に入っていない。ただ、思い出深い日にまたクリエに入れるということだけで超絶浮かれていた。だからチケットが通路側だということもあまり深く考えておらず、えー私通路側じゃなくていいよーと入場してからも言っていた。が、友人の説得もあり、通路側に座らせてもらう私。なんだか落ち着かない。

今年のジャニーズ銀座は「見なきゃソン!ボクたちの作るジャニカルとスペシャルショータイム」、ショータイムは立って見るけど、ジャニカル中は座って見ないといけない。でも、ジャニカル中でもペンライトはつけてていいし、歓声を上げても良い。なにその、BBAに親切設計!クリエのふかふかの椅子に座って、美しい未成年にきゃあきゃあ言えるなんて、さながら応援上映のよう。応援上映行ったことないけど。

ステージの上に大好きな自担がいて、しかも自担がユニットに新加入して初めての舞台。私はそれだけでもう幸せだった。

ジャニカルは、今までのジャニーズ舞台の名場面が切り取られて上演されている。面白かったのは、東京B少年の龍我ちゃんがキレる演技をしているのに、観客はその可愛さに「か、かわいい~!」と声が漏れ出ていたところ。龍我ちゃんのプンスコ怒っている様子が本当に愛おしくて、観客全員我慢できなかったのだ。
そんな感じで終始HiBの可愛さにやられっぱなしで、ジャニカルは進む。HiHiJetsが客席に降りセリフをいうシーンがやってきた。それは聞きなれたジャニーズワールドやジャニーズアイランドの一幕。このセリフはデビュー組が担当していた時もあったし、Princeが担当していたこともあったし、直近のハピアイではLove-tuneが担当していた。そんな聞きなれたセリフをHiHiJetsが喋っている。

ん?

私の座っている席の横に立つメンバーがいた。

…ヤバい、好き(号泣)

私の席の横に立ったのは、紛れもなく作間くんで、私は事もあろうにそんな大事な立ち位置も把握していなかったので、急に横に立たれて、普通なら「作間くん来た!」とか「作間くん、かっこいい!」とかそういうリアクションになるはずが、「好き」という感情しか湧き上がってこなかった。それが誰だとか関係なく、もうただただ「好き」。隣に立たれてしまうと、あまりに照れて直視できない。後頭部や、衣装の袖口のボタンとか、そんなところを見つめてしまった。ただ、隣に確かに感じる体温が、自担のものだと受け入れるには頭が混乱した。ただ「好き」を噛み締めることしかできなかった。好きで好きでたまらない自担が隣に立っていたことは夢のようで、ともすれば夢だったのかと錯覚しそうになるが、間違いなくそれは真実で、今思い出しただけでも、体温が上がる。
私たちジャニヲタは、よくどういう枠で好きなのかと線引きをしたがる。作間くんをリアコ枠言うにはとてもおこがましいし、かと言って産みたい枠かというと母になるには邪な気持ちが強すぎる。私はただただ作間くんを見つめていたいのだ。

作間くんが隣から立ち去った後、隣に座っていた友人には揺さぶられた。終演後「立ち位置だって知ってたの?」と聞かれたが、いやいや知ってたら通路側じゃなくてもいいとか言わないし(爆死)

しかし、私の混乱はこれで終わりではなかったのだ。

言語化すると作間くんはその後のショータイムで私側の通路を通り、その度に紫のペンライトを見つけては、ハイタッチをしてくれた。今までもらっどのハイタッチよりも優しく美しかった。作間くんってそんなファンサするタイプだと思っていなかった。どちらかというと塩対応なんだと勝手に思い込んでいた。全然違った。ちょっと離れていても、他の人とハイタッチしていても、紫のペンライトを見つけると手を伸ばしてくれた。

やばい、この人、やばい。

作間くんが存在するこの世なんて美しいのでしょう。そんなことを噛み締めながら、終演後、次の日のセクゾのために移動した新横浜でビールを飲んでいた。これからも精一杯応援したいなと思うと、涙がこみ上げてきた。

…この文章、実は全然まとまらず、20日間あまりかけて書き上げました。20日間かかってもまだまとまっていないけど。まだ、これ合同公演1回入った話、単独公演の話まで書けるのかな。混乱やテンションも含めて、実録。これからずっとHiHi Jetsで見ていたい、ずっと君とJETなDOするLIFEなうしていたい。