嫌になる程遠くの君ヘ

或るジャニオヲの忘備録

2年越しの Welcome To My Home Town

HiHiJetsの「Welcome To My Home Town」を見ていると、なんとも不思議な気分になる。この曲を作間くんが歌う日がくるなんて思わなかったな。

2年前の初夏、舞台『ドリームボーイズ』製作発表にて期間限定スペシャルユニット『Johnnys’5』の結成が発表された。メンバーはMr.KING(当時)の高橋海人、HiHi Jetsの橋本涼井上瑞稀、猪狩蒼弥、高橋優斗の5人。劇中で宮田くんがプロデュースする音楽ユニット役だった。 その Johnnys’5 が劇中で歌っていたのが「Welcome To My Home Town」だった。
その当時、サマステで突如としてHiHiJetが増員しHiHiJetsになったから、あれ? 4人と多少気持ちはざわついたけれど、HiHiから選抜されたんだなと思っていた。まだ中学生だし(ガリさんも同い年だけど)、舞台は1ヶ月に及ぶし、ここは選抜メンバーのJohnnys'5を応援しようと思っていた。実際のところは、大好きなドリボにLove-tuneも出演することが決まり、顕嵐くん見なきゃだから目が足りなくなっちゃうから、欲張っちゃだめだと納得していた節はある。

ただ、ドリボが終われば、また他の3人が戻って7人のHiHIJetsに戻るんだと思っていた。作間くんが戻ってくるHiHiJetsを応援したかった。だから、 Johnnys’5に選抜された4人のフォトセを買ったし、少年たちにちょっと出ていた4人のステフォも買った。(当時、 Johnnys’5の4人がドリボの幕間に帝国劇場から日生劇場に移動して、少年たちの2幕に「HiHiJet」を歌って颯爽と去っていくというのを毎公演繰り返してたことは後世に語り継ぎたい、なんでそうなったジャニーズトピックである。)帝国劇場と日生劇場を行き来するのは特別な気持ちがして楽しかったし、秋が終われば作間くんが戻ってくると疑いもしなかった。

冬の帝劇の演目が発表され、衝撃の出演者全員主役と言うコンセプトに度肝を抜かれたが、 JOHNNYS' ALLSTARS ISLAND のポスターにはちゃんと作間くんのお顔とお名前が載っていて、お名前の下には(HiHiJets)と載っていた。
しかし、その後、HiHiJetsはHiHiJetに戻る。作間くんはHiHiJetではなくなった。帝劇に貼ってあったポスターも、名前の上からご丁寧にHiHIJetsを消したシールが貼られていた。そして、新たに東京B少年と言うユニットができた。そこに作間くんの名前はなかった。作間くんは無所に戻った。
この時のことを考えると、今でも悔しく泣けてくる。何故、7人じゃだめだったのか。どういう判断がなされた結果だったのか。その答えは今も分からないし、これからもきっと分からないだろう。ここから、私はHiHiJetの写真を買うことを辞めた。(ただ、優斗くんだけはお顔が好きすぎて買い続けていたw)
悔しさを作間くんのフォトセに全部ぶつけたので、うちには本当にたくさんこの時の作間くんのフォトセがある。結構会う人会う人にお配りしていたけど、それ以上に物販の前を通るたびに「作間くん5セットください」としていたんだから、そりゃたくさんあっても仕方ない。おそらく私と同じように憤っていた人がたくさんいて作間くんのフォトセはちゃんと売り切れた。この売り切れが誰か偉い人に届くといいなと思った。

その願いが届いたのかはさておき、あの時は歌えなかった「Welcome To My Home Town」を作間くんが歌っているというこの事実、泣けてくる。1年半経って、 WTMHを歌える日が来るなんて思ってもみなかった。胸がいっぱいで、ちょっと信じられないような不思議な気持ち。クリエでも少クラでもすごくかっこよかったよ。

当時のことを思い出すと、私は辛いんだけど、作間くんはどう思っていたのかな。類推することしかできないけど、きっと辛かったと思うんだ。本当の気持ちを本人の口から聞くにはまだちょっと早い。デビューした後に1万字インタビューで語ってくれればいい。ただ、もう2度とあんな思いをしたくないし、それ以上にあんな思いをさせたくない。この件については何年経ってもマジモンペになれる。

2年経って、あの時は立てなかったドリボの舞台に立てることは本当に喜ばしい。初めてのステフォも出るよね。楽しみでしかない。…だからほんとチケット当たってください。