嫌になる程遠くの君ヘ

或るジャニオヲの忘備録

僕の心には君が必要だ

本日、Kis-My-Ft2の20th SINGLE「赤い果実」発売!20枚目のシングルおめでとうございます!すごいですね、もうデビューしてから20枚ものシングルを積み重ねてきたんですね。そんな記念すべき20枚のシングルとして相応しい楽曲だと思います。
何者に夢中でキスマイを疎かにしているよう見えるかもしれませんが、実は「赤い果実」が好きすぎて、ベストヒット歌謡祭で初披露された「赤い果実」毎日数回はリピしています。

鎖を使ったパフォーマンスと聞き、「いやいや、ヲタクに媚びすぎてない?(いや、そりゃ楽しみだけどさ!)」と思っていたのですが、鎖に繋がれたメンバーが順に鎖から脱出するという演出がとても好きなのです。北山君がニカちゃんを解き、次に藤ヶ谷君が千賀君を、北山君が横尾さんを、最後に藤ヶ谷君が宮田君を…と順に藤北が舞祭組を解き放ち、舞祭組が徐々に集結し踊る様は胸が熱くなる。さらに、藤北が玉ちゃんを解き、玉ちゃんが藤北を解くという図式もなかなか胸が熱い。そして、この鎖を使ったダンスの考案者がグループ最年少の千賀さんだということも胸を熱くさせる。千賀さんが語るに、この鎖は「呪縛からの開放とグループの絆」を意味している。

キスマイは一体何に囚われていたのか。
今までだって幽閉されていた訳ではない。毎週レギュラー番組もあるし、毎年コンサートだってあった。十分すぎるご活躍だと思っていた。だが、ここへきてキスマイの露出がまた増えたようにも感じる。バラエティやラジオ、FCから来るメールにたくさんお知らせがあって嬉しい。きっとまだまだ快進撃は止まらないんだ。外野の声など気にせず、彼らは彼らの道を邁進してほしい。

さて、ちょっと話は変わるが、次のシングル曲のタイトルが「赤い果実」と言われ、真っ先に思い浮かんだのは「赤い実はじけた」だった。ご存知?「赤い実はじけた」は小学校6年生の国語の教科書(調べたら、『光村図書 国語六年上』)に掲載されていた。私が育った地域は(当たり前ではあるが)みんなこの話を知っていた。中学校になって、市外の私立に通うようになったが同じ県内だったからか、やはりこの話をみんな知っていた。しかし、最近になって、隣の県のニカ担に「マジ、赤い実はじけるわ」と言ったところ通じず、全然違う県の北山担に泣きついたところキョトンとされ、結局、中学校から一緒の玉担とカルチャーショックを受けた。育ってきた環境が違うからすれ違いは否めないのだ。
「赤い実はじけた」は、初恋の心のときめきを描いている。主人公に初恋が訪れ心の中で強く何かがはじけるのだ。「人の心にはいつも赤い実があって、いろんなことに出会って色づく。そして、心の底から何かを感じた時、赤い実がはじける。だから、たくさんの実を大事に育ててほしい。」という思いを込め、筆者がこの文章を綴ったのだと、最近になって知った。
前述の私がニカ担と北山担に赤い実がはじけたことを報告したのは、確か作間くんのことだった。筆者のことばにとても納得してしまった。作間くんを見つけてしまったその日から、色んな作間くんを見て、ずっとずっと心の中の赤い実を色づかせてきて、たまアリの口パクの「だいすき」で真っ赤になり、ついにクリエではじけたという訳だ。そんな作間くんもキスマイの新譜は必ず買っているとドル誌で言っていたので、きっと今回も聞いてるのかな。

「赤い果実」の歌詞に「僕の心には君が必要だ」とある。とても刺さっている。色づく赤い実はきっと君のせいなんだ。君のおかげなんだ。キスマイに囚われているのは多分私の方だ。