嫌になる程遠くの君ヘ

或るジャニオヲの忘備録

舞祭組の、わっ!オリコン1位おめでとうございます

キスマイBUSAIKUという深夜番組を毎週見るようになり、後ろの4人が中居さんにプロデュースしてもらうと決まったことを当時遅れ放送で見ていた私が2013年12月Kis-My-Ft2 SNOW DOMEの約束 in 京セラドームへ行ったことで、バンドを追っかけていた中で感じていた閉塞感から解き放たれ、世界が色づき始めたように思う。スノドの京セラでは、ニカちゃんと横尾さんの衣装の色が紺色と紫で天井席からだと判別できなくて、何度も「横尾さぁ~…あ、ニカちゃんじゃん!」となったコンサート、アンコールで舞祭組の登場した時の歓声がすごくて、ドームってこんなに揺れるんだと驚きました。その後こんなに何回もドームに足を運ぶことになるとはあの頃思いもしなかったけど、あんなにドームが揺れたのはあの時の「棚からぼたもち」だけ。

私のこの4年間の生活は、キスマイ、とりわけ舞祭組とともにありました。

2014年アルバム「Kis-My-Journey」が発売される頃にはずぶずぶに沼に浸かっていました。アルバムの収録曲が発表される前に「ソロ曲やユニット曲も!」というエイベたんの煽りがあり、心を躍らせていたら、いざ収録曲が発表されると舞祭組はソロ曲も新曲もなく「棚からぼたもち」が収録されると…いやまあシングル曲だけどさ…新曲とかソロ曲とか聞きたかったよ…と悲しくなり、会社のトイレでグスングスン泣いたものです。その後しばらくして、舞祭組のセカンドシングルが発売されることが発表され、狂喜乱舞。しかし、そのタイトルが「てぃーてぃーてぃーてれって てれてぃてぃてぃ」と判明し、なんで大好きな人にそんな「ケツ」とか歌わされてるの…とまた会社のトイレで泣きました。(今思うと、このスパンで会社のトイレで泣いてたの超面白い。)だけど、そんな歌でも舞祭組は一生懸命だったから、私もいつしか恥じらいを捨てて「おれのケツ!」と大きな声でコールできるようになりました。
2015年サードシングル「やっちゃった!!」が発売。舞祭組本人ご出演の『液キャベキャベ2』CMと、Kiss魂とのリリイベの効果で今回こそは!と思ったものの、残念ながら3枚のシングルはオリコン1位をとることができませんでした。発売日のせいにしてしまえばそれまでですが、4人が「4人の力でつかみたい」と前の3人にMV出演してもらわずに作り上げた作品だったのになと悲しい気持ちでいっぱいでした。
リリイベの当選メールがきたときたは「ん?」となり、何かの間違いかと思いました。キスマイ7人とハイタッチする機会に恵まれましたが、何も気の利いたことが言えず、ただ「大好きです」とシンプルに告白するに至った私に、横尾さんは「いつもありがとう」と手をぎゅっと握ってくれました。全員に同じことを言っていようとも、私はそれがとても嬉しかった。
同じ年の夏、2015 CONCERT TOUR KIS-MY-WORLDの東京公演最終日2015年9月20日、スルメさんが登場し号外を配って、舞祭組がアルバムを出すと予告しました。2年と3カ月前のことです。私がそのことを知ったのは、東京から帰る新幹線の中でした。事もあろうことか、私は東京オーラスに入らず日生劇場で少年たちを観劇していたのでした(浮気)。Twitterで号外やスルメさんのことを知り、「アルバム出してもらえるんだ!」と嬉しかった半面、その場に立ち会えなかったことがとても悲しかったのを今も覚えています。
そんな発表から状況がどんどん変わり色んなことがあって、2016年、舞祭組でのリリースはなし。バラエティでもコンサートでも活躍する姿は見れたけど、アルバムの続報は一向に発表されませんでした。この時、キスマイにとって舞祭組にとって、私の想像を絶するような大変な渦の中にいたんだろうな。
そんな中、2017年1月4日、4枚目のシングル「道しるべ」が発売されました。…と書いてしまえばそれだけなのですが、渦の中で舞祭組4人が色んな人の手を借りながら、もがいてもがいて、発売に至ったシングル「道しるべ」。オリコン1位が危ぶまれ、舞祭組は全国行脚の旅に出ます。私は周りの人の助けられ、極寒の常滑で、手が冷え切った舞祭組とハイタッチをして、私が泣き崩れました。横尾さんが2年前と同じように、ハイタッチする手をぎゅっと握ってくれた。手は冷たかったけど、確かにそこに横尾さんの体温があって、あぁ私の好きな人だと噛み締めた。こんなに寒いのに、あのぺらっぺらの灰色のスーツだけで4人は立っていて、朝から岡山、大阪とまわってきた最後の常滑。辛いだろうし、疲れてない訳はないし、横尾さんに至っては風邪ひいてるのに、いつもと同じ笑顔で、最後までハイタッチをし続ける4人を思い出すと、ああダメだ、今でも涙がこぼれてしまう。もうダメなのかと、舞祭組でCDはもう出せないのかと、諦めそうになっていたのは、私たちヲタクだけで、舞祭組は何があても諦めず一生懸命だった。寒空の常滑で超泣いた。友人たちがいなかったらその場にも行けなかったし、その場からちゃんと帰ることもできなかった。あの2013年の冬キスマイを見に行こうと誘ってくれた友人、キスマイをきっかけにより一層仲良くなった友人、この4年でキスマイを通じて知り合った友人、みんなキスマイと舞祭組が結びつけてくれた。
そして、アルバム発売、舞祭組はまた全国を行脚してくれました。年始に無茶苦茶したので、今回は自重することができたのも、年始のハイタッチがあったからかも。心穏やかに全国のレポを読んで、普段なかなかキスマイが来てくれない地域のフォロワーさんがハイタッチできていて、本当に良かったなと温かい気持ちになりました。その昔、Thank youじゃん!のハイタッチの際は、仕事で行けなかったことをかなり恨めしく思ってその日を過ごしたので、少しは成長できた気がします。

舞祭組の、わっ! (初回生産限定盤A)
舞祭組の、わっ! (初回生産限定盤B)


鬼退治が 合言葉 約束の 裏山へ
みんなと 笑い合えば 心の中悪さをする 鬼も倒せる
----舞祭組/俺とヒーロー

その歌詞通り、笑い合って、会いに来てくれた舞祭組ちゃん。お疲れ様でした。最後になりましたが、アルバム「舞祭組の、わっ!!」、オリコンウィークリー1位本当におめでとうございます。4人が色んな人の力に支えられて掴み取った1位、本当に嬉しい。他に応援したい自担も増えちゃったけど、 あなたと出逢った頃のように My Love is Foreverだよ!季節が変わってもきっと色褪せないはずだよ!